CRONの設定方法 /etc/crontab 書式

/etc/crontab の書き方

#毎時0分ごとに実行する

0 * * * * [ユーザー] [コマンド]

#5分おきに実行する

*/5 * * * *  [ユーザー] [コマンド]

#1日1回,0時0分に実行する

0 0 * * * [ユーザー] [コマンド]

#0時から23時ま での2時間おきに,毎23分ごとに実行する

23 0-23/2 * * *[ユーザー] [コマンド]

#1月と12月それぞれの1~20 日,23時0分に実行する

* 23 1-20 1,12 * [ユーザー] [コマンド]

#日曜日から土曜日まで1分おきに実行する

*/1  * * * 0-6 [ユーザー] [コマンド]

#火曜日だけ1分おきに実行する

*/1 * * * 2 [ユーザー] [コマンド]

日時を指定するために指定(ワイルドカード)が5つ並んでいますが,それぞれの意味は次のようになってます。

* * * * * [ユーザー] [コマンド]
1 2 3 4 5

■日時指定方法
左から
何番目 単位   指定方法
1   分    0から59,例:*/15
2   時    0から23,例:0-23
3   日(月) 1から31,例:1-20
4   月    1から12(or names),例:1,6,12
5   日~週 0から6,例:0-6(0の日曜から始まり、6が土曜に対 応する)

10年前のプログラムを改修しなければならない。

10年前に作ったwindows用プログラムを改修しなければならない。
当時のOSはwindows98orwindows2000。開発環境はDelphi5。データベースを利用しているので、BDE(ボーランドデータベースエンジン)も使っている。ODBC経由でaccessのファイルを編集しているので、データそのものはaccess2007になっても問題なく開ける。
問題はDelphi5で作成したプログラム本体。今更Delphi5をインストールして改修するのも先を考えるとあまり現実的ではないと思う。BDEそのものもマルチコアのCPUだとエラーが出る状況があるとのこと。幸いなことに今稼働しているコンピューターではエラーが出ていないのが救いである。
だとするとWEBアプリへシフトするのも一つの解決策かもしれない。OSに依存せず、ブラウザの差異もあまり問題にならない。しかし、はがき印刷や宛名ラベル印刷があるので、WEBアプリというのもあまり現実的ではないかもしれない。PDFを使って印刷用のデータを作成する必要があるからだ。やはりWindowsアプリを作り直すのがスマートなのだろう。マイクロソフトのC#あたりが比較的容易に同等のものを短期間で作りやすい感じがする。元々Delphiを開発していたスタッフがC#を開発していた経緯があり、構造が非常によく似ている。

しかし、2010年に開発しても、いずれ改修するなり他のプログラムで運用したりとOSの都合で利用者は振り回されてしまう状況には代わりがない。クローズドなシステムだからと、古いOSで利用しても良いのだが、マシンが壊れた際、古いOSが稼働するマシンを手に入れることが出来なくなることがある。現にwindows98をネイティブでインストールできるマシンを調達するのは難儀である。ビジネスの観点からすれば、新しいOSを生産し販売し、常に買い換え需要を掘り起こすことは必要だろう。しかし、顧客は今の状態で不満もなく、すでに効率的に稼働している場合は、わざわざ更新する理由が存在しない。同じシステムを維持するために、新規案件を進めないといけない状況は、ちょっと申し訳なく思いながら、請け負うことにした。

2010年に作るプログラムは、いつまで稼働してくれるのだろうか。車と違ってプログラムは劣化しないのだから、できればずっと動いていただきたいものだ。

rsync 使い方

rsync を使って、差分コピー
rsync -avz source destination
単純にコピーだけならこれで良い。

ちなみにsshを使ったサーバー間の差分コピーも出来る
その1
rsync -avz –password-file=/etc/rsync.password rsync://user@192.168.0.1/source/ /destination/

その2
rsync -avz user@192.168.0.1:/source/ /destination/

-v, –verbose 転送情報を詳しく表示
-q, –quiet 転送情報を表示しない
-c, –checksum 常にチェックサムを行う
-a, –archive アーカイブモード(-rlptgoD オプションと同義)
-r, –recursive ディレクトリで再帰的に実行する
-R, –relative 相対パス名を使う
-b, –backup バックアップを作成する (デフォルトで ~ が付く)
–suffix=SUFFIX バックアップのサフィックスを変更
-u, –update アップデートのみ許可 (上書き禁止)
-l, –links ソフトリンクを維持する
-L, –copy-links ファイルのようにソフトリンクを扱う
–copy-unsafe-links 送信側ツリー外のリンクをコピー
–safe-links 受信側ツリー外のリンクを無視
-H, –hard-links ハードリンクを維持する
-p, –perms パーミッションを維持する
-o, –owner オーナーを維持する (root のみ)
-g, –group グループを維持する
-D, –devices デバイスを維持する (root のみ)
-t, –times タイムスタンプを維持する
-S, –sparse 密度の低いファイルを効率的に扱う
-n, –dry-run 実行時の動作だけを表示
-W, –whole-file rsync アルゴリズムを使わない
-x, –one-file-system 再帰的に実行された時にファイルシステムの境界を横断しない
-B, –block-size=SIZE rsync アルゴリズムのチェックサムブロックサイズの制御(default 700)
-e, –rsh=COMMAND rsh の代替を指定
–rsync-path=PATH リモートのマシーンで rsync のコピーへのパスを指定
-C, –cvs-exclude システム間で転送したくない広範囲のファイルを除外(CVSの方法と同じ)
–delete 送信側にないファイルを削除
–delete-excluded 受信側にある exclud ファイルも削除
–partial 転送途中のファイルを保存します
–force ディレクトリが空でなくても削除
–numeric-ids ユーザとグループの id 番号を転送して、転送後にマッピング
–timeout=TIME IO タイムアウトを設定(秒)
-I, –ignore-times タイムスタンプとファイルサイズのチェックをしない
–size-only タイムスタンプのチェックをしないで、ファイルサイズのチェックだけをする
-T –temp-dir=DIR tmp ファイルのディレクトリを指定
–compare-dest=DIR 受信側のファイルと比較するための追加ディレクトリ
-z, –compress 受信ファイルを圧縮compress file data
–exclude=PATTERN パターン一致するファイルを除外
–exclude-from=FILE ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外
–include=PATTERN パターン一致するファイルを除外しない
–include-from=FILE ファイルに記述されたパターンと一致するファイルを除外しない
–version rsync のバージョンを表示する
–daemon rsync をデーモンとして走らせる
–config=FILE 別の rsyncd.conf ファイルを指定
–port=PORT 別の rsync ポート番号を指定
–stats rsync アルゴリズムの転送効率を表示
–progress 転送中の情報を表示
–log-format=FORMAT ログフォーマットを指定
–password-file=FILE ファイルからパスワードを得る
-h, –help このヘルプを表示する

光ファイバーサービスの提供終了

 契約しているプロバイダーから「旧テプコひかり」のサービス提供終了のお知らせが届いた。
調べてみると、「旧テプコひかり」を利用しているプロバイダーは、すべて終了するようだ。
終了時期は2011年9月とのこと、再来年のことなので、慌てる必要はない。

 契約変更を余儀なくされるわけだが、今後の対応については、追って連絡するとのこと、取り急ぎ「終了」の通知を行っただけだ。

代替案が示されていないのは、一抹の不安が残る。

「旧テプコひかり」は品質の良いサービスだ。
 ・回線占有型
 ・ゲートウェイなし
 ・プロバイダ側の制限なし
 これらのどこが良いかといえば、

「回線占有型」
 100Mbpsを他人とシェアしなくても良い。
 数百mを超える、大きなファイルを転送するのに、高速で転送できる。
 特に、LinuxのインストールDVDイメージをダウンロードするのには、特に威力を発揮する。
 CentOS5.4だと3.7GBもある。このサイズでも、先方のサーバーの回線が早ければ、10分弱である。
 速い回線を利用しているサーバーは、ftp.riken.jp

「ゲートウエイなし」
 ゲートウエイとは、いわゆるブロードバンドルーターともいう。
 これがあるのと無いのでは、まるっきり違う。

 昨年、プロバイダーの代理店が訪問してきて、「KDDIひかりone」への乗り換えを提案してきた。
 キャンペーン中と言う事で料金が安くなるとのこと、ゲートウエイを設置しなくても使えることを条件に、契約変更をした。
 ところが、工事完了後、ゲートウエイが設置され、その上、ゲートウエイが無いと接続できないとのこと。工事業者もずさんで、接続方法がわからないまま帰っていった。
 プロバイダー側から、代理店に確認をとり、上記条件で契約したことを確認の上、もとの回線への再工事を行った。
 代理店も工事業者も、仕組みを全く理解していなかった。

 ゲートウエイがあることによって、いくつかの問題がある。
 ネットワークの制御を自らできない。
 できないどころか、ゲートウエイの制御が、プロバイダー側からできてしまう。
 その上、詳細な設定がまるっきりできない。
 ネットワークテストを行ったり、サーバー関係のテストを行ったり、VPNの設定など、現状利用しているサービスが細かく設定できない。

 「プロバイダ側の制限なし」
 これは、上記のゲートウエイの問題と同じだと思っている。
 ルータを自ら設置し、自ら設定しているので、プロバイダー側で制限を行っていれば、利用できないサービスが、回線側なのか、ゲートウエイなのかが切り分けできる。
 5年以上使っていて、使えないサービスに出会うことがなかった。
 事実上、プロバイダー側の制限が無いと考えて良いと思う。

これらの条件を備えた、光ファイバーサービスが提供されるかどうか、不安が残る。

同じタイミングで、NTTの光回線独占について、総務省のタスクフォースが会合を開いたというニュースが掲載されている。
http://www.asahi.com/business/update/1211/TKY200912100481.html
NTTの光回線のシェアは7割を超えている。

電力系がそれに続くわけだが、この電力系の一部が、消えてしまうわけで、KDDIがダメだと、残る選択肢は、NTTになってしまう。

回線共有型の光、その上、独占的企業。

できることならば、今までと同じサービスを提供出来る、NTT以外の選択肢を用意して欲しいと思う。

 
 
 

googleの日本語入力システム

今日公開されて、各所で話題になっているgoogleの日本語入力システム。
早速インストールしてみました。

インストール方法や利用方法は、もうすでに各所で書かれているので、省きます。

今まではATOKを使ってきていたので、それ以外の選択肢は到底考えられなかったのですが、
googleの日本語システムは、大変良く出来ています。

ATOKを使ってきた者にとっては、他のIME(FEP)はとても使い物にならないモノでしたが、今回はなんのストレスもなく入力出来てしまうあたり、google恐るべしというところです。

その上、WEBで拾い集めた言葉を変換辞書として利用しているので、常に新しい状態の辞書を利用していることになります。

これは、JustSystemにとっては脅威であり、首を斬られてしまうかもしれない。

個人的なストレスを解消してくれる部分としては、
ブラウザのアドレス欄に入力する際、日本語入力のままだと「hッtp:・・」となり、F10で半角英数に変換していたのですが、こいつは、「http://」と認識して処理してくれます。そのうえ、続く「www.」も最後のドットを入力した時点でURLとして処理するので、非常に便利です。

使っているうちに、他にもいろいろとベンリな機能が出てくるのだと思います。
ベータ版なので、正式版がでる頃には、ATOKからgoogleに乗り換えが完了しているかもしれません。

OSが発表され、日本語入力が発表され、ブラウザが発表され、オフィスアプリがもう少しまともに動けば、本当にgoogleの日が来るのかもしれません。

メーカーの主張は子どものわがまま

本当にそうだろうか。

私的録画補償金管理協会(SARVH)が、東芝に対して補償金支払いを求める訴訟を起こした。

この問題は、いろいろと記事を読まないと良く理解できない。

私的録画補償金とは、早い話、
自由に私的コピーをさせてあげる見返りに、著作権者にいくらかの代金をちょうだいね。
徴収方法は、AV機器やDVDメディアなどに含めさせてね。
というもので良いと思う。

その上で
アナログ機器は、無制限に近い状態でコピーが出来るので、各メーカーはこの補償金を上記の団体に支払っていた。

ところが、デジタル放送のみしか受信できない機器の場合は、自由にコピーが出来ないため、補償金の支払いは不要だと考えているのが、メーカーの主張である。

このメーカーの主張に対して、権利団体は表題のような表現を用いて、批判を行っている。
そして、
1.録画補償金制度の機能停止を主張するなら、それに代わる補償の仕組みを提案すること。
2.ダビング10ルールのもとでのデジタル放送の録画で補償の必要がないと主張するなら、権利者に不利益がないというデータを示すこと。
3.音楽CDからのコピーに絡んだ私的録音補償金の見直し(いわゆる “iPod課金”)になぜ応じないのか
と主張している。

さて、ここで疑問。
1.録画補償金制度の機能停止を主張するなら、それに代わる補償の仕組みを提案すること。
 なぜ、補償の仕組みをメーカーが提案しないとならないのか。
そもそも、メーカーは、補償制度が不要だと主張しているのだから、代替案などあるわけがない。権利団体が代替案の主張をする立場ではないか。

2.ダビング10ルールのもとでのデジタル放送の録画で補償の必要がないと主張するなら、権利者に不利益がないというデータを示すこと。
 これなど、自分の利益しか考えていない最たるものだと思う。
ユーザーの視点がまるっきり抜けている。
今ユーザーは、コピーガードとダビング10のために、「自由に私的コピー」をする事が出来なくなっている。
CPRMというコピーガードのため、ダビングしたメディアは、すべての機器で再生できない。
10回を越えた場合も、ダビングが出来ない。
この状態で、「自由に私的コピー」ということが制限されている。
個人の権利より、CPRMとコピーガードをコントロールできる側に、ユーザーは縛られている。

3.音楽CDからのコピーに絡んだ私的録音補償金の見直し(いわゆる “iPod課金”)になぜ応じないのか
 そして、これ。iPodやmp3プレーヤーなどに、補償金を課せというもの。
だって、著作権のある音声のみを利用する機器ではないではないか。
自分で演奏して、自分で録音して、自分で聞く。
それしか使わない人に対しても、補償金が発生してしまう。
その補償金は誰に渡るのか。それは赤の他人になる。
「なぜ応じないのか」というより、なぜ他人のために補償金を請求されないといけないのか。という疑問。

「メーカーの主張は子どものわがまま」と言う主張は、
そのまま「権利団体の主張は子どものわがまま」とお返ししたい。

CPRMとコピーガードが無くなるのであれば、補償金制度に理解を示せるのだが。

印章21世紀展&OGBS(オーダーグッズビジネスショー2009)

印章21世紀展&OGBS(オーダーグッズビジネスショー2009)へ行ってきた。
 
日本最大級と銘打ってあるので、とても沢山なのかと思ったら、そうでもなかった。
 
機械類に関しては、製造元がほぼ同じで、代理店販売をしているため、その代理店が同じような機械類を展示していた。
 
その中でも、独自性が発揮されているところも当然ある。
 
ユーボンという会社のレーザー加工機。
PL40K 税込714,000円で販売されている。稼働させるには、このほか空気清浄機や、PC等が必要なので、営業と交渉しないと、正式導入価格はわからない。
 
ただし、他のレーザー加工機と比べると、格段に価格が低いので、導入へのハードルは低くなる。
 
あとは、自社でペイできるかどうかの判断が求められる。
WEBには掲載されていない。 

  
ダイワコンピューテックのカードプリンタ HDP5000
楽天で販売もしている
 
プラスティックカードに両面印刷が可能なプリンタ。
用途は、社員証、学生証などのプラスティックカードへの盤面印刷。
このプリンタは、表面ICチップ付のカードにも、Felicaチップ内蔵カードにも印刷できる優れもの。
 
それは、フィルムリボンを、透明フィルムに一度転写し、さらに透明フィルムからプラスティックカードへ転写する仕組みになっているので、盤面への接触が1回で済む上、そもそもICチップやfelicaチップは、熱に強いため、何ら影響を受けないとのこと。
 
ダイワコンピューテックではfelicaの生カードの販売も安価で行っているため、felicaを使ったソリューションには、お手軽に始められると思われる。
 
また、印刷するためのソフトウエアに関しても、単なるプリンターとして利用できるため、カードサイズのデータを作成出来るソフトであれば、ワードですら利用できてしまう汎用性の高さもよろしい。
 
標準的な両面印刷を想定した場合、本体、カラーリボン、転写フィルム等々を含めて、665,000から始められる。
ランニングコストは、100円から150円。
felicaカード(RC-S860)も10枚11,000円で販売している。
必要ならフォログラムも印刷できるオプションがある

felica付のカードを利用して、一枚あたり2000円ちょっとの費用で、600枚越えの需要があれば、十分ペイできる商品である。
 
ちなみに、先日閉園した多摩テックでは、子ども向けの写真入りプラスティックカードを配っていた。うちの子どもたちも、その場で写真を撮ってもらい、きれいなプラスティックカードをもらって喜んでいた。
 
  
タイヨートマーのパインエキストラスタンプ
 
汎用のスタンプ台を利用し、インクを染みこませて、連続捺印できるスタンプ。
 
それと共に、ゴムの素材に工夫があり、ビニールや金属などの滑りやすい素材に対して、滑走せず捺印できることが大きな特徴。
 
早い話、速乾性スタンプ台を利用して、ビニール袋や金属材質の品物に、次から次へとどんどん押していくことが可能だ。
 
その上、通常のゴム印とさして変わらない価格なため、浸透式の高価なスタンプを購入しなくてもよく、汎用インクが使えるため、インク切れの心配も要らない。
 
サンプルとして丸検のスタンプを頂いた。検収作業等をメインにしていることが伺える。
 
 
 
単価が安い上、いつも新しい物を必要としない印章類で、高額な機械(300万円くらいはざらにある)を導入して、ペイしていくのは、至難だと思われる。
 
木口印章の彫刻機も数百万だった。何本印鑑を販売すれば元が取れるのだろうか。
 
顧客への販売を考えるとき、どの時点で元が取れるかが大事なのだが、まさか印鑑を1万本売ったらペイできますよとは、とても言えないと思う。
 
 

リカバリメディアの発注

ノートパソコンのHDDが壊れて、リカバリーすら出来ない状況での修理。
 
HDDからは、「カッツンカッツン」とヘッドのやる気満々の音。
 
SATA160GBのHDDには、大切な写真が1年分あるのとのことで、まずは、他のPCにHDDをつなげて、レスキューする。

USBでつなげているので、認識できなければ、USBコネクタを抜き差しして、再度挑戦。
10回に1回くらいの割合で、認識され、およそ1GBのデータを、少量ずつレスキューする。
 
一気に取り出したいが、コピー中に認識不能になるため、上記の作業を繰り返す。
 
取り出し終われば、後は心おきなくリカバリーとなるのだが、このノートパソコンは、その壊れたHDDにリカバリーデータが格納されている。
 
メーカーの手順では、「買ったと同時に、DVD-Rにリカバリーデータをコピーして、いつでもリカバリー出来るようにしておいてね。」ということなのだが、それを実際に行っているユーザーは、そう多くはない。なぜなら、ノートパソコンを購入すると同時に、DVD-Rを買うことはそうそう無いからだ。
 
とはいえ、HDDの一部の領域にリカバリーデータがあるのは見える。そしてそのデータは、シマンテック社のノートンゴースト形式のファイルだった。
 
ということは、イメージファイルを取り出し、ノートンゴーストを使ってリカバリー出来るのではないかと考えた。

結構なサイズのデータを取りだし、ノートンゴーストでファイルを確認すると、パスワードを聞かれた! 

こればかりはわからない。同じ領域に保存されているファイルを、端から覗いてみたが、それと思われるデータが見つからない。
当然と言えば当然で、誰でも自由にリカバリーデータを復元できたら、OSをいくらでも複製できてしまうからだ。
 
仕方ないので、メーカーへ状況を報告し、リカバリーメディアの手配を行った。

手配には、型番・製造番号・OSのプロダクトキーが必要。

早速手配をしたのだが、電話口で対応してくれた方の話だと、発注を受けてから、機種毎のリカバリーメディアを作成するため、1週間程度お時間をくださいとのこと。
 
その上で、リカバリーメディアを利用した場合、新しいHDDにリカバリーデータの領域が復元できるのかを確認したところ、「工場出荷時の状態に戻すためのメディアです」と、欲しい回答が得られなかった。
 
何回か確認したのだが、対応してくれた方は、そこまで知らないのだと確認できたので、後は届いてからの確認とする。
 
報告は、リカバリーメディアが届いてから。

 

9801 9821 HDD 換装 SSD化 その2

前回に続き、98のメンテナンス。
 
データのコピーに問題があった。
一台のマシンにHDDが2台接続できない。
 
そこでRS232-Cでつなぐことにした。
昔、MAXLINKと言うソフトがあった、RS232-Cやパラレルポートを利用して、2台のコンピューターでファイル交換をするソフトだった。
今でも、販売している。
 
しかし、2回と使うことのなさそうなソフトを購入するのも躊躇する。
探すと、多少なりともシリアル転送ソフトが存在している。
 
その中から
「File Transfer まいと」 MYT.EXE Version 1.20 (for EPSON PC-x86 or NEC PC-98×1)
を使った。
他のいくつかのソフトは、ちゃんとつながらなかったり、つながっても転送速度が9600bpsしか出ない。
9600bpsだと、1秒間に1KBしか転送できない、1メガ転送するのに16分近くかかる。
 
“まいと”を使うと38400bpsで転送できるので、おおよそ4倍のスピードで転送できる。
それでもLANに比べると、遙かに遅い。
 
128MBのハードディスクを丸ごと転送すると、実に9時間弱かかる計算になる!
LANを使えば、ほんの数秒で転送できるのに。
 
しかし、LANを組むことの方が、このシステムでは至難の業である。
そもそもLANカードを入手するのが困難であり、尚かつドライバ類を揃えるとなると、不可能に近い。

であれば、ケーブルさえ揃えれば転送できるシリアル転送で、ひたすら頑張ってもらえばよい。
そこで、ケーブルを製作した。
 
無事接続できたら、先ほどの”まいと”を使い、丸ごと転送開始。
あとは寝て待つだけ。
 
転送した新しいCFカードを、今まで付いていたHDDと交換し、起動。
何も問題なく、それ以上に偉く起動が早くなり、俊敏なシステムになった。

このまま行けば、まだ10年くらいは9801シリーズは問題なく使えるのではないだろうか。
あとは、CFの寿命と、本体のコンデンサーの寿命を気にしていれば良い。
  
覚え書き
 IDE仕様であれば、CF-IDE変換基盤を使って、CFを使ったSSD化が可能
 その際、512MBまでが初期IDEの上限範囲内なので、それ以上はE-IDE仕様でないと使えない
 
 9821以降ならば
  [GRAPH]+[2]キーを押しながら電源を入れることで、水平走査周波数が31kHzとなる
  [GRAPH]+[1]キーを押しながら電源を入れることで、水平走査周波数が24.8kHzとなる

 9801シリーズは、FDISKでディスクをアクティブ化し、フォーマット後にシステムの転送さえしてあれば、
 どのマシンでも起動する。Windowsのようにエラーで起動しないと言うことはない。

 MS-DOSを使う際、「FD」というファイラーソフトがあると勝手がよくなる。
 
 シリアルコネクタはD-Sub25ピンコネクタのクロス接続。

 98Noteはアンフェノールハーフ14PIN。
 この両者をつなぐクロスケーブルはたぶん入手できない。
 アンフェノールハーフ14pinは、デジタルテレビのD端子と同一なので、秋葉原でD端子を購入すれば、それでよい。
 また、DOS/Vと接続するときは、D-Sub9Pinとのクロスを使う。
 参考の結線図
 

D-Sub9pin アンフェノールハーフ14pin クロス結線

D-Sub9pin アンフェノールハーフ14pin クロス結線

 参考配線図のように、色分けした配線グループをストレートでつなぐかクロスでつなぐかで、ケーブルの種類が決定する。 
 
 それにしても、久しぶりのMS-DOSとNEC9801シリーズだったが、指はしっかりと覚えていた。
 

9801 9821 HDD 換装 SSD化 その1

NEC9801・9821のメンテナンスをした。
 
9821Asが対象モデル。
MS-DOSが稼働しており、専用帳簿ソフトが稼働していた。
懐かしい画面が待っていた。
DOS版一太郎や、MIFES、Lotus1-2-3など、起動させると指が操作を覚えていた。
マウスなど無くても十分業務が出来ると思わせる瞬間だった。
 
HDDは120MBのIDE仕様
120”GB”ではなく”MB”
 
問題は、原因不明のエラーで、帳簿処理が出来ないとのこと、
調べてみると、ディスク容量を使い切り、書き込みが出来なくなっている。
 
NECのDOSフォーマットのため、DOS/V機ではハードディスクが読めない。
幸いなことに、9801BXも所有していたので、2台を持ち帰り、あれやこれやと調査する。
 
ここからが問題
作業としては、新しいHDDを装着し、データを丸ごとコピーし稼働させる。
これだけで問題なく動くはず。
旧NECのマシンとMS-DOSは、アーキテクチャがほとんど同じなので、マシンが変わろうが構成が変わろうが、たいていは、パーティションがブート可能になっていて、適切なファイルさえあれば、ちゃんと起動する。
今のWindowsのように、構成が少し変わったくらいでブルースクリーンで止まることなど無い。
 
HDDが手に入らない、120MBなど存在すらしない。
思いついたのがなんちゃってSSD化、コンパクトフラッシュと、CF-IDE変換基盤を使えば、512MB位で新ハードディスクとして使えるのではないかと思いついた。
 
手持ちに大容量のCFは無かったので、256MBのマイクロSDを、SDアダプタに装着し、さらにCFアダプターに装着するという、マトリョーシカ状態で装着して、起動テストを行った。
 
起動フロッピーディスクを作成し、フロッピーからフォーマットを実行、システムファイルを転送し、フロッピーを抜いて再起動。
 
メモリー化したため、起動がめちゃくちゃ早い。
問題なく起動した。
 
初期IDE仕様のため、最大容量は520MB前後らしい、NECとDOS/Vで若干容量も違うらしい。
その後、512MBのCFを購入し、CF-IDE変換基盤に装着し、完了。

あとは、データのコピーを行えばOK。
 
しかし、コピーの手段がない!
IDEポートが一つしかない上、2コネクタの手持ちのケーブルに、元のHDDとSSDもどきをつなぎ、セカンダリだのプライマリだの、一通りジャンパの設定を行っても、マシンから見えてない。
 
とりあえず、一台のマシンで転送することは、事実上不可能という結論になった。 
120MBのデータをどうやって転送するかが問題だ。

続く

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