四男は、4ヶ月になり、たくさん声が出るようになった。
「ウキャー」「アー」「ひぃ〜」
やっぱり、怪獣のよう・・・。
遠吠えするのは彼だけではない・・・。
次男もよく吠えている。
朝、起き抜けに「ウォ〜」と叫ぶこともしばしば。
最近は、父さんまでそれを真似て吠えている。いわく、
「目、覚めるよ」 だそう・・・。
この前、長男と三男は早くに起きて、すでに朝食を終えていたので、
次男を起こしに行った。
「朝だよ。起きて」
「う、う〜ん」と起きてくると、
「か・た・く・り・こ!!!」
と叫んだ。
「なに?!」と思わず噴きだしながら聞くと、
「ん?なんとなく、でてきた」
ですって!
片栗粉?どうしてだろう・・・?
なぞは、なぞのまま・・・。
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食前感謝のお祈り
ウチは、父さんとママ、それから長男がクリスチャン。
父さんもママも、クリスチャン家庭で育ったのではなく、成長してから洗礼を受けたので、
子どもたちにも自分で選んで欲しいと思っている。
でも、出来うる限り、日曜日には礼拝に参列したいし、食事の前にはお祈りをする。
最近は、子どもたちが担当している。
以前は、長男だけしか出来なかったが、次男もちゃんとお祈りが言えるようになった。
すると、おしゃべりでは誰にも負けない三男。
ある日、兄ちゃん達がお祈り前にぐずぐずしているスキにお祈りを始めた。
「てんのかみさまのいうとおり!アーメン。いただきます」
あまりに簡潔で、完璧でおかしかった。
最もらしく、感謝や懺悔を長々とするより、よっぽど、響く気がする。
何もかも、「天の神様の言うとおり」なんだから・・・。
かたつむり に めだか ??
3歳になった三男は、顔や電車好きも父親似だけれど、
「おしゃべり」なところもそっくり。
黙って遊んでいた次男と比べると、うるさい!っていうくらいしゃべり続けている。
しかも、けっこう論理的。
「だからさぁ、○○なんだよね」なぁんて一人前な事を言う。
でも、食べこぼして服を汚し、
「あ〜あ。よぼれちゃった。」
なんて言ったりする。
この前は、てんとうむしがテレビの画面に映ると、
「でんでんむしむし かたつむり〜♪」と歌い出した。聞いていると、
「お〜まえの め〜だか は どこにある〜♪」と歌っている。
「めだま だよ。」と教えても、
「いいの!」と、てんとうむしを見たり「てんとうむし」という言葉を聞くと、
かたつむり の めだか を探している・・・。
ダジャレ
ちょっと前のこと。
次男の連絡帳に
お散歩の途中、「しおりちゃんにシオリ、買ってあげるんだ」
とダジャレを言っていて、思わず笑ってしまいました。
と言うコメントがあった。
それを見て、「しおりちゃんにシオリ、買ってあげたの?」
と次男に聞くと、
「あ、それ?ジャダレだよ、ジャダレ!」
と言っていました。
ママは、「ジャダレ」に大笑いしました。
また違う日。
翌日法事があり、その後親族で食事をお寿司やさんですることになっていました。
夫が、「明日は、お寿司やさんに行くよ」
というと、三男は、
「おつちやさん?おつちやさんに‘つっちー’(父さんの友人のニックネーム)いるよ」
と言い出しました!!
3歳前にして、このダジャレ!!
これまた、ビックリでした・・・。
『かごめかごめ』の「あ」
おとといの晩だったか、次男を寝かしつけていると、目をつむっていたのに、ふっと目を開け、
「ママ、『かごめかごめ』の「あ」と「あいうえお」の「あ」はいっしょだよね。」
と言い出した!
「ちょっと、待って。『かごめかごめ』の「あ」って何?」
突拍子も無い言葉に、どう返事をしていいのかわからず、聞きなおした。
「♪か〜ごめ、かごめ。か〜ごの な〜かの と〜り〜は。うしろのしょうめん だ〜れ♪って言うでしょ。そのときに、たとえば、おれの後ろに来た人が「あ」って言うの!」
と説明してくれた。
きっと、保育園で遊んだんだろう。で、ただ、「うしろのしょうめん だ〜れ」と言ったんじゃオニにはわからないから、「あ」と声を発して、ヒントにしたんだろうと想像がついた。
「うん。『かごめかごめ』の「あ」は、「あいうえお」の「あ」だね。」
と返事をすると、満足したのかまた黙って、そのうち眠ってしまった。
いま、次男はひらがなを、猛烈な勢いで覚え始めている。次男が産まれたとき、まだ4歳になっていなかった長男は、すでに自分の名前と、次男の名前を書くことが出来ていたから、それに比べると、かなり遅い。
でも、2月から始まった「シンケンジャー」の影響で、「火」「水」「木」「土」「天」の5文字を覚えた。さらに、カレンダーに同じ文字があったため、「日」「月」「金」も気になっている。
子どもの成長って、ホントにその子の個性だ。早くから覚える子もいれば、興味を持ち始めるのは遅いけれど、覚え始めたらすごいスピードで覚えてしまう子もいる。
覚え始めるのが早くても、覚えるスピードが速くても、「ウチの子、すごいかも?」なんて思ってしまう。でも、結局どこかの時点で帳尻があって、「ハタチすぎれば・・・」ってことになるんだろうな。
ペッカンコン(三男)
三男も、だいぶ会話が成り立つようになってきた。
でも、「赤ちゃん言葉」が多くて、翻訳に困る。以前紹介したのは序の口。
多分、私にしか通じていない言葉もいくつか・・・。
「べーわ」=「電話」
「やいやいなー」=「電ライナー(仮面ライダー電王に出てきた電車)」
ないしは「仮面ライダー電王」そのもの。
「わお」=「父さん」
遊んでいた電ライナーのおもちゃを兄ちゃんがとりあげたりすると、「やいやいなー!!」と言って泣き出したりする。最初は意味がわからず、「何がほしいの?」ときいても、「にぃにぃ、やいやいなー!」と泣き続けたりして、こちらも困った。
電話は、携帯も受話器も「べーわ」。私の携帯を見つけると、「ママ の べーわ」と持ってきてくれたりする。
お風呂場に、濡れるとタイルにくっつくスポンジのおもちゃがある。それは、魚の形のものと、アルファベットなのだが、彼にとっては「C」と「G」も「べーわ」になる!受話器の形にみえるらしい・・・。
「父さん」が「わお」になるのは次男の影響。次男は「父さん」を「たお」と呼んでいた。ん?呼んでいる。たまにちゃんと「父さん」と呼んでいるけれど、普段は「たお」だ。
「たお」ならば、「タ行」だから当たらずとも遠からずって感じだけれど(そうか?)「わお」になってしまうと原型をとどめない!何にビックリしてるんだろう?って感じ??
で、最近彼のお気に入りの行動は「ペッカンコン」。多分、「ぺったんこ」と言いたいのだろうと思う。シールを見つければ、ニコニコと「ペッカンコン!!」とどこへでも貼り付けている・・・。
昨日の夜、三男のほっぺたが赤くなっていた。「何をしたのかな?」と聞いてみると、嬉しそうに「ペッカンコン た」(ぺったんこ した)と答えた。「何をペッカンコンしたの?」と聞くと「マーマーの!」と答える。見ると私のリップスティックが転がっていたので、それで描いたらしい。以前、次男にされたのを覚えていたのだろうか・・・?
お風呂に入ったら無事に消えたが、そのすぐそばで、次男も赤いほっぺをしていた。「三男は、ママのクチベニで描いちゃったみたいだけど、キミもしたの?」と聞くと「なんにもしてないよ」とのこと。「ほっぺ赤いけど?」と言うと、鏡で確認し、「知らん!」と一言。どうも、冬には毎日なっていた、真っ赤なほっぺに久々になっただけのようだった。
日々、三人ともそれぞれに成長していっているんだな、と感じる。それに私がついていけていない。頑張らないと!
時制
時制。中学や、高校、そして今に至っても、この「時制」には悩まされる。現在形・過去形・未来形・現在進行形・・・はては、過去完了進行形なんて、いつ終わっているんだか、続いているんだかわからない!!ってものまであった。
これは、英語の話。
今、もう一つ「時制」に悩まされている。それは、「子どもの時制」。
たぶん、生まれたての赤ちゃんにとっては「現在形」ないしは「現在進行形」しかありえないのだろう。それが、日々を重ねて行くに連れて、「過去」が生まれてくる。
長男が小さかった頃、ある日、初めてその日保育園であったことを語ってくれ、「彼にも「過去」が生まれたんだ」と感動したことを覚えている。
でも、最初はあくまでも「現在」と「過去」そのうち「未来」も増えるけれど、まさにその3つのくくりしかない。小学校にあがるちょっと前になってようやく、「昨日」とか「おととい」とか「あさって」とか「1週間後」という時間の流れがでてくる。だからこそ、小学1年生の長男が「進化」とは、「自分のひぃひぃひぃひぃ・・・・おばあちゃんが海のムシだった」ということになる。まだ、時間の単位に「歴史」が出てこない。
ここまでは、なが〜い前置き。
おとといの話。夕方、長男を学校に迎えに行ってから、保育園に迎えに行った。3人を連れて帰っていると、次男の新任の保育士が帰るところだったので、「これが、うちの3Boys全員集合です」と挨拶をした。
昨日は長男は先に家に帰ったので、保育園からは次男と三男だけだった。
その夜、次男が「せんせいに会ったよね」と言い出した。「え、いつ?」とうかつにも聞いてしまった。「保育園から来たとき!」「あ、昨日のこと?」これまた、うかつにも時期を断定してしまった。「違う、今日だよ!!」と言い張る次男。「え〜。昨日、にぃにぃと一緒に帰ってきたとき、先生にあったんじゃない?」さらに上塗り。「今日だもん!」と次男。あげくのはてに、
「誓いはちゃんと守ってよね!!」
と全く持って脈略のない怒られ方をしてしまった・・・。
まだ、「今日」だろうと「昨日」だろうと、「過去」は「過去」でしかない次男にはむずかしかったのかも。と反省した。でも、私はいったい何を誓ったんだろう・・・?
ことば の 成長
昨日の晩、長男がカルピスを飲みたいと、冷蔵庫から出して入れていた。すかさず、三男も
兄ちゃんに入れてもらっていた。次男は少し離れたところにいたので、しばらく気づかなかったが、テーブルのところに来たとき、
「あ、おれも カルピス 飲みたい」
とフツーに言ってのけた。
「ん?いま何て言った?」とわざととぼけると、
「カルピス!」(ルは限りなくリに近い発音だったが)
「ちゃんと言えたね」とほめると、
「だって、もう ぱんだぐみ(3歳児クラス)だもん!」と言っていた。
ちゃんと言えるようになったのは嬉しかったけれど、もう「カピリス!」は聞けないのかと思うと少し寂しくなった。
ところが、夜、ねしなに、
「おれさ、りすぐみ(1歳児クラス)のときと、うさぎぐみ(2歳児クラス)のときは『カピリス』って言ってたんだよね。でも、もうぱんだぐみ になったから、『カピリス』って言えるようになったんだ」と言い出した!
「ん??もっかい言ってみて?」
「カピリス。 あれ??」
笑ってしまった。
いいよ。急いで大人にならなくて!まだ、「カピリス」で十分。ちょっとほっとした。
いま、無口だった次男にくらべて、すっごいおしゃべりな三男も、赤ちゃん言葉がどんどん増えている。
「かんかんちぇん」=新幹線
「ぱんぱんぱん」=アンパンマン
「しゃい」=ください
「にゅうにゅ」=牛乳
くちぐせは「やぁよぉ」。口をとんがらせて言うので、なおおもしろい。
すでに赤ちゃん言葉は卒業した長男がおもしろくないかと言えば、嘘になる。
少し前、図工の課題が時間内に終わらなかったらしく、
「ぼくさ、『生き残り勉強』になっちゃった」
と言っていた。
う〜ん!生存競争は激しい?!
で、ママも相変わらず言い間違えたりしているので、ママにも
ことば の 成長 が必要かも?
G’s Show!!
最近、次男がおもしろい!!
マンガ顔の次男くん。「ゴーオンジャー」にはまり、ハードディスクに録画したものを見ながら、お尻ふりふり歌うのは毎度のこと、今度は自作の歌まで登場!!
ステージはお風呂場。だから衣装はナシ!!
右手を握り拳にしてマイクを持ったつもり。そして、やっぱり、お尻ふりふり、
「いますぐ には〜 できない〜」
と歌い出した。
何が??!!のつっこみを入れる暇なく、
「もうすぐ には〜 でかける まえ だよ〜」
ますます???と思ったら、
「ダン ダ ダン!!」(右手の拳を突き上げ、顔も斜めに、目は上目遣いでポーズ!!!!)
終わり。
もちろん、私と長男は大爆笑!!
調子に乗った次男は何度も繰り返していた。
進化
7歳になる長男は、アニメ「ポケットモンスター」の影響で、「進化」とは、「成長」もしくは「変身」と勘違いしている。「僕はサルから進化したんでしょ?」とある日言い出した。
そこで、国立科学博物館へ家族そろって出かけてきた。
以前、学校の創立記念日に、「ロボット博」を見るためにそこへ行ったのだが、そのとき、パンフレットをもらい、自分に必要なのは、そこの「地球館」へ行くことだと気づいたのだった。
地下3階から地上3階まで様々な展示がある中、恐竜の骨を見たり、それこそ、生物の進化をたどる展示を見、屋上で休憩した後、2階の科学実験の体験ルームで、ある場所で手をたたくと、輪っかがスッと上へ飛び上がる装置(磁力による作用らしいけれど、詳しいことは・・・、行ってみて下さい!)に夢中になり、半日を過ごし、帰り際、「進化ってわかった?」と聞くと、「うん!僕の、ひぃひぃひぃひぃ・・・おばあちゃんは、海の虫だったんでしょ」と言っていた。
わかっているのか、どうなのか・・・・。時間の感覚というのが、まだまだ成長途中なのだから、無理も無いけれど・・・。