赤ちゃん返り?

四男が生まれ、親たちは三男が赤ちゃん返りすることを懸念していた。
ところが、彼は赤ちゃん返りするどころか、紙パンツをつかわなくなった。
保育園では普通のパンツで過ごし、家に帰ってくると紙パンツを使っていたが、
夜、寝るときも含めて紙パンツが要らなくなった。
でもやっぱり、何かというと抱っこを求めてくる。そのときは
「赤ちゃんなの!」と自分が赤ちゃんであることを主張する。
あるとき、「赤ちゃんかわいいよ」というので、「三男も赤ちゃんでしょ?」とからかってみた。
すると、「赤ちゃんじゃないよ!」と主張する。「じゃぁ、お兄ちゃんになったの?」と聞くと、
「ううん、○○○(自分の名前)になったの!」と答えていた。
うまく使い分けているのがおもしろい。

「赤ちゃん返り」しているのは、むしろ小学3年生の長男かもしれない。
最近の長男は、次男のやることすべてが気に食わない。自分も行儀悪く食事をしていたのに、
次男の行儀の悪さや、まだできないこと(箸を正しく持つこと)に対して怒っている。
その結果、父か母に叱られ、ますます機嫌悪くなる・・・。
「朝は、6時半に起こされ、7時半までには、少なくともご飯を食べ始めている」という彼なりの
イメージが出来上がっているらしく、それが一つでもかなわないと、やる気がそがれるらしい。
先日は、7時半を2分過ぎていて、やる気をなくし、結局学校に行かなかった。
やっぱり、最近は四男の世話に追われ、父も母も彼と正面から向き合う時間が少なかった。
長男はその辺敏感だ。
親も、保育園に行っている次男・三男が「赤ちゃん返り」するのではないかと考えていた。
だから、長男には自立することを過度に期待していたのかもしれない。
甘えたいのはみんな同じ。ちょっと気をつけないと・・・。

みどりの日?こどもの日!


4月末の検診で、「まだしばらくかかりそうです」といわれ、
その後のゴールデンウィークは「遊ぼう!」と決意していた。
羽田に沖縄旅行から帰ってきた義母&義妹を迎えに行ったり、
教会で、夕方にあったBBQに参加したり・・・。
もちろん、「最小限入院セット」はいつでも持っていたけれど。

5月4日。とっても心地よい天気の中、横浜の山手教会で行われたバザーに行ってきた。
とっても混雑していたので、ちょっと遠くの駐車場に車を停め、しばらく歩いた。
暑くも無く、過ごしやすい天気の中、3人の「自由人」と歩きながら、頭の中では
「サウンド オブ ミュージック」のイメージだった。
写真では住宅街だけれど、坂のところどころ、空き地があり、タンポポのわたげが
あったりして、のどかな日の光の中だった。

バザーでは、清里のキャンプで毎年お世話になっている人たちに会い、
またお腹が大きいことでビックリさせてしまった。
楽しい時間を過ごして家に帰り、さすがに疲れて、
みんなとお風呂に入るのはパスさせてもらい、10時過ぎ横になった途端・・・。
ドバッという感じで破水。
そこから、父さんは慌てず、タクシーを手配し、病院に連絡を入れてくれた。
私も準備をしていると、子どもたちは少し動揺しながらも、
「ママ 、大丈夫?」と心配してくれた。
次男はバザーで買ったサングラスをもってきて、
「ママ、小さい字があったら、これで見るといいよ」
と渡してくれた。
(ママはまだ、老眼ではないし、サングラスにそんな機能はないけれど・・・。)

タクシーを飛ばしてもらい、病院につき、すぐさま分娩室で寝かされた。
そのあたりから陣痛も激しく、間隔も短くなっていた。
母が来てくれた後、夫と子どもたちもみなで来てくれた。
ただ、子どもは立ち会えないので家族待合室で子どもたちは、母と待っていてくれた。
それが11時半ごろ。
夫に、ラジオをつけようかといわれても、聞くような余裕も無いので断ってしまった。

助産師からは、中から押される感じがしたらお知らせするよう言われ、
痛みをのがしていたけれど、11時45分ごろ、いきむのを逃すのも限界に達して、ナースコールを押した。
それからバタバタと助産師、当直の産婦人科医がかけつけ、出産。
無事大きな男の子が出てきて、時計を見ると、11時59分!!
夫は自分の時計を見て、「僕の時計では、12時を2分超えてます!」
と主張するも、受け入れてもらえず、我が家の四男くんは、
5月4日午後11時59分生まれとなるはずだった・・・。
真夜中だったのにもかかわらず、兄ちゃんたちは、分娩室のそとで新しい命を迎えてくれた。
計測などをしているのも、一緒になってみていたらしい。
3640グラム。とっても大きい。
横になっている胸の上で抱かせてもらうと、ずっしりと重い。
三男は、「おなかの赤ちゃん?」と聞いていた。やっぱり、不思議だったのだろう。
ひとしきり、みんな興奮状態で新たな弟くんを受け入れ、帰っていった。

夫は4日生まれが納得いかず、家で自分の時計がどれだけズレているのかを
調べたところ、15秒ほど早かっただけのようだった。
そこで、そのことを翌日、病院にかけあうと、連休明けに答えをくれる、とのことだった。
あと1回、いきむのを待っていたら、はっきりと5月5日生まれだったのに・・・。
夫とも、ラジオをつけておけばよかったね。とちょっと後悔していた。
連休明け、主治医の産婦人科医から、「病院の時計も遅れていたようだし、
出生届には、ご主人の言っていたように、5月5日の0時0分生まれと書きましょう。
ただ、病院のカルテを今からなおせないのですが」
と言って頂き、四男くんは無事、5月5日生まれとなった。

やっぱり男の子だし、「こどもの日生まれ」のほうが、「みどりの日生まれ」よりいいだろう。

それから1ヶ月・・・。
退院後、そのまま家に帰り、ドタバタと新生児との生活が始まった。
相変わらず子犬のように大騒ぎの3boysのそばで、ぷっくり太ってきた四男くんは
泰然と寝ている。
「産後」という言葉を忘れてしまうくらい、忙しい毎日。
でも、兄ちゃんたちは、「赤ちゃんがえり」というより、むしろ、
より「お兄さん」になってくれている。

これから先が、ますます大変になっていくのかもしれないけれど、
ま、なるようにしか、ならない・・・。